ギター教室の千晃です。
以下で配信中の東京事変「スーパースター」のギター奏法解説となります。
さまざまなバージョンがありますが、これはアルバムバージョンの内容になりますので注意してください。
※オリジナルギタースコアの内容に沿っていますので、他社スコアに対応していません。セクションナンバーや小節数、表記の説明に差異が出る場合があります。
歌詞コード付きのベーススコア、ドラムスコアも作りました♪
動画ありません!
他の曲はこちらから。
この曲はリクエストの多い人気曲ですが、難易度が高めなので初心者にはおすすめしにくい楽曲です。
初~中級者には弾き語り向けのスコアをおすすめします↓
概要
アルペジオやハーモニクス奏法、ダブルチョーキングやカントリーフレーズ的なオブリなど、ロックギターに必要なテクニックが詰まっていますので、要所要所だけでも身に付けていければ良いでしょう。
「A」セクションの手前にある高音域のフレーズは「ナチュラル・ハーモニクス」奏法のアルペジオで演奏します。「N.H.」の表記がされています。ひし形で囲まれたフレットに軽く指を触れ、ピッキングとほぼ同時に指を離すことで効果が得られます。
ただ5フレットは比較的音が出にくいポジションです。フロントピックアップだと音を拾いにくく、センターかリアにすると良いでしょう。
「A」セクション以降のアルペジオのコツは、3〜5小節のように2弦3フレットの指を押さえたままキープし続けるとコードチェンジがしやすくなります。各コードネームを意識した上でコードチェンジの練習だけ行い、音のつながりを確認してみましょう。
「C」セクションはタブ譜を意識しすぎると指使いが理解しづらいですが、ハイポジションの省略コードが元になっています。そのコードの押さえ方、指使いがわかってしまえば案外難しくありません。
「F」セクションのチョーキングは人差し指で弦を引っ張り下げる方向で行うと、後に続くフレーズが弾きやすくなります。
このように下方向に引っ張るチョーキングはカントリー・ブルース系のギタリストに多く見受けられますね。
リードギターについて
後半64小節目以降にみられるチョーキングは「ユニゾン・チョーキング」と呼ばれるダブルチョーキングの一種です。
表記上わかりにくいですが3弦のみをチョーキングするので要注意!それによって2音が同音程となるためユニゾンチョーキングと呼ばれています。
サウンドメイクについて
テレキャスターまたはフェンダー系のギター(ストラトキャスター等)がおすすめ。ファジーなサウンドですのでファズペダルがあるといいですが、有名なBigMuffはちょっと方向性が違うと思います。
序盤のアルペジオはトレモロペダル。コンプレッサーで音をつぶすと弾き心地よくなります。
アンプはクリーンなサウンドが出せるものでお好みでOK!
もし記事コメント頂けましたら詳しくアドバイスしますのでお気軽に♫
今回の練習曲のスコアは以下のリンク先で購入出来ます。
京都のギタースクールです。
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