秦基博「鱗」奏法解説。

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ギター教室の千晃です。

この記事は以下で配信中の秦基博「鱗(うろこ)」のギター奏法解説となります。

※以下のオリジナルギタースコアの内容に沿っていますので、他社スコアに対応していません。セクションナンバーや小節数、表記の説明に差異が出る場合があります。

鱗(うろこ)/ギタースコア(TAB譜)

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難易度

他の曲はこちらから。



概要

このギタースコアは、アコースティックギター×1、エレキギター×2、
計3トラック分のギターパートが収録されています。
CD音源に収録されている通りの完コピスコアです。


バッキングパートについて

この曲はアコースティックギター弾き語りの原曲から、バンドアンサンブルへアレンジによって膨らまされたような印象です。
ですのでA.Gutar パートはそのままアコギ弾き語り用楽譜として使えます。

カポタスト4fに取り付けて演奏しますが、E.Guitar 3(ギターソロ)だけはカポを付けずに演奏しています。

アコギによる弾き語り的なコード伴奏に、エレキギターでコード伴奏の厚みを増し、要所要所でオブリやアルペジオを使って広がりを与える楽曲アレンジになっています。

アコースティックギターにとっては基本的なコードが多く登場しますが、コードの種類、コードチェンジも多いので少し覚えづらいかもしれません。

サビ35小節目にある「A#dim」「F#7」の代理コードですので難しければ代用しても良いでしょう。

この「A#dim」を素早く押さえるコツは、直前の「A7」コードの押さえ方にあり、
4弦2fを中指で、2弦2fを薬指で押さえておくことで人差し指だけで「A#dim」にコードチェンジできます。


ギターソロについて

全体的にそこまで音数が多くないですが、チョーキングを多用しますのでまず音程を正確に得ること。

最終2小節はたたみ掛けるようなペンタトニックスケールによるフレーズで、ダブルチョーキングも使用しますので中級〜レベルの内容になっています。


サウンドメイクについて

エレキギターはシングルコイル系のギターでシンプルなオーバードライブサウンドです。

テレキャスターストラトキャスター等のギターで、
マーシャルアンプ系のオーバードライブを使用すれば近い雰囲気になるでしょう。

もしペダルで音作りする際はBOSSのSD-1、OD-3のようなナチュラルなオーバードライブで、
アンプはお好みでOKです。


もし記事コメント頂けましたら詳しくアドバイスしますのでお気軽にどうぞ♫

今回の練習曲のスコアは以下のリンク先で購入出来ます。

鱗(うろこ)/ギタースコア(TAB譜)

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