ギター調整とレビュー。ジャパンビンテージ⑤〜サウンドチェック〜

動画

こんばんは!ギター教室の千晃です。

今回初めて演奏ムービーを撮りました!ここまで書いたら弾かない訳にはいかないんだな。ついでにYouTubeチャンネル作りました!今後何か思いついたら更新するかもです☆


さて、実際の作業時間は1日半ほどでした。長いのか短いのか。

こういう作業はぼちぼちやるのが結果的にきれいに仕上げるコツですね。丁寧に心がけても詰めが甘くなりがちなんです。早くきれいに仕上げるのはプロの仕事だ。僕は一度作業始めたら止まらない方です。

ところで実はこのギター、FST〜何番なのかグレードがはっきりわかっていません。中古で購入したものなのですがお店側もはっきりわかっていないケースがあります。グレコのビンテージなんかも中々難しいんだな。

前のオーナーがいじってることもあるし、メーカーの微妙な仕様変更もあるしね。おそらくFST-85なんですが。 続きを読む

ギター調整とレビュー。ジャパンビンテージ④〜配線交換〜

画像

こんばんは!ギター教室の千晃です。シリーズ化してしまいましたが作業はとっくに終わっています。では引き続き、改造は自己責任で参考までにどうぞ☆

というか「改造は自己責任で〜」というのはあまりに無責任な気もしてきました。

ギターの改造とはいえ教える身である立場からすれば、この辺りのことは全てリペアショップに任せるべきだと忠告しておきます!僕が初めてギターを解体したのも14歳の頃、そのときに散々指も切ったし火傷もしてる(笑)


配線交換

すべての配線材をヴィンテージワイヤーに交換していきます。
線材は太さ、撚線か単線かなど、膨大な選択肢があるので悩みましたがこれに決めた。

Western Electric 20AWG

ワイヤー

「1960’s Western Electric 20AWG ブラック・エナメル(単線)」

単線は折り曲げしすぎるとポキッて折れるので扱いづらいんですが、だれかの実践動画をみていて好きな感じの音の傾向がみてとれたのです。

配線材如きで音に変化はあるのかと、長らく懐疑的だったんですがその昔「撚り線vs単線」の試聴実験をしたことがあります。

単線の方が音の輪郭というかなんというか、解像度のようなものがはっきりした経験があるんですね。

これは線材のメーカーも違えば太さや長さ、いろんな状況が考えられるので適当に聞き流してください。

果たして結果やいかに。。 続きを読む

ギター調整とレビュー。ジャパンビンテージ③ネックの掃除〜シールド加工

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こんばんは!ギター教室の千晃です。前回に引き続き作業しています。改造は自己責任で参考までにどうぞ☆


さて、いつも思うんですが僕は指板の掃除が結構しんどいです。

このオレンジオイルはずいぶん前に買ったんですが全然減っていません。というのもこれはただの油。ほとんど保湿効果しかないはずです。

しかも酸性。ラッカー塗装には使えないし、フレットにもよくない。ギターにとってあまりいいことないんじゃないの?と思ってからほどんど使用せず。ただめっちゃ良い匂いなん。。

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ギター調整とレビュー。ジャパンビンテージ②

標準

こんにちは!ギター教室の千晃です! そろそろ僕のギターバカっぷりがバレる頃なんですが、
前回チラっと登場したFERNANDES FSTをリプレイスしました。
※改造は自己責任で、参考までにどうぞ。

Fernandes FST

FERNANDES – FST

写真はBeforeです。

改良点は簡単にいうとピックアップは純正のまま、アッセンブリの総入れ替えです!

  • P.U.セレクター3way→5wayに変更。
  • トーンコントロールをフロントセンター共用、リア独立型仕様に。(通常、ストラトのリアP.U.はトーンが効かないのだ)
  • ノイズ対策にキャビティ内シールド処理。
  • ボリュームポットを前から気になってたスムーステーパーボリュームに。
  • 配線材をすべてヴィンテージワイヤーに交換。
  • ポット類をすべてCTS製に交換。
  • アウトプットジャックをSwichCraftに交換。

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