Scatterbrain/Jeff Beck 奏法解説。

標準

ギター教室の福原です。

以下で配信中の Jeff Beck「Scatterbrain」のギター奏法解説となります。

※オリジナルギタースコアの内容に沿っていますので、他社スコアに対応していません。セクションナンバーや小節数、表記の説明に差異が出る場合があります。

Scatterbrain/ギタースコア(TAB譜)

難易度

他の曲はこちらから。


今ではピックを使わず指で弾くことで有名ですが、この頃のジェフベックはピックを使っていましたね。最近のライブ映像ではテンポが速くなっていてピックを使っている様子がみられました。テーマが終わった瞬間投げ捨てていましたが(笑)

概要

最大の特徴はなんと言っても9/8の変拍子でしょう。演奏中に8分音符を9個分と数えるのは現実的ではなく「4分音符を4拍+半拍」で1小節と捉えるのが無難です。2小節ずつ繰り返されるシーケンス的なテーマの1ループがその長さなので分かりやすいといえば分かりやすいですね。


20小節目のユニゾンチョーキングディミニッシュ音程で下降していきます。ディミニッシュ音程とは短3度(フレット3つ分)のことで、この等間隔なポジション移動を下降していくことでローポジションへ、2度目のテーマに戻っています。

「A」セクションの16分のシーケンス的なフレーズはフルピッキングではなく、ハンマリングリングオン、プリングオフ、スライド奏法を多用したレガートで弾いています。ワンパターンでなく箇所によって変化があります。収録内容そのままにコピーしたスコアなので細かい指定になっていますが、弾きやすいようにある程度統一したフィンガリングでOKです。本人的にはテーマを2度と同じように弾かない性格なので努めて変化をつけていると思われます。


ソロパート

「C」セクションからしばらく4/4拍子となり、ソロパートがはじまります。アドリブ演奏するなら主に、

「B♭m7時→B♭マイナーペンタ(ドリアン使用可)」

「B7時→3度7度のコードトーンのみ」

「D/C→Dメジャーペンタ(ミクソリディアン使用可)」

「E/D→Eメジャーペンタ(ミクソリディアン使用可)」

「D/G→Gメジャーペンタ」

という風に本人は弾いていますので参考までに。


市販されている多くのスコアは2つ目のコードが「B7」とされているものがほとんどですが、「D♭/B」とする方が自然だと思います。

ジェフベック本人のソロでこの時D#とAしか弾いていないのでそう解釈されたんだと思いますが、テーマがB♭m7時と同じメロディであること、エレピのプレイを聴くとD♭トライアドが聴こえることからそう感じます。その後のエレピソロでBリディアン♭7th的なフレージングも聞こえるので結局どちらとも受け取れますね。


サウンドメイクについて

おそらくテレギブ使用とマーシャルアンプ、トーンベンダーあたりだと思います。ハム搭載テレ、またはP-90等の高出力シングルP.U.などのサウンドが近いかと思います。ブロウバイブロウのアルバム全体として録音ヘッドの歪みという要素が高いように感じます。


もし記事コメント頂けましたら詳しくアドバイスしますのでお気軽に♫

今回の練習曲のスコアは以下のリンク先で購入出来ます。

Scatterbrain/ギタースコア(TAB譜)

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