オルタネイト・ピッキングの難しさは弦移動の際にミスピッキングが起こりやすいところです。避けては通れないテクニックですので少し掘り下げてみましょう。
オルタネイトピッキングでの弦移動時、「インサイド・ピッキング」と「アウトサイド・ピッキング」が必然的に生じます。
フレーズの繋がりをスムーズにするためには、両手の押弦とピッキングのタイミングを合わせることはもちろんですが、いかなるメロディ演奏において弦移動が含まれる限りインサイド・アウトサイドのピッキングが交差しています。
これらを個別に強化しておくことで繋がりの良いフレージングへの第一歩になるでしょう。
- メトロノームを必ず使用し、足で4拍子をタップしながら練習を行います。
- ピッキングのアップダウンの向きは合わせて練習します。
Ex.1 – アウトサイド・ピッキング(1)
Ex.2 – インサイド・ピッキング(1)
Ex.3 – アウトサイド・ピッキング(2)
Ex.4 – インサイド・ピッキング(2)
Ex.5 – アウトサイド・ピッキング(3)
Ex.6 – インサイド・ピッキング(3)
Ex.7 – イン・アウト複合型(1)
Ex.8 – イン・アウト複合型(2)