嫌になる/Hump Back奏法解説。

標準

ギター教室の千晃です。

以下で配信中のHump Back「嫌になる」のギター奏法解説となります。

※オリジナルギタースコアの内容に沿っていますので、他社スコアに対応していません。セクションナンバーや小節数、表記の説明に差異が出る場合があります。

嫌になる/バンドスコア(TAB譜)
嫌になる/ギタースコア(TAB譜)

難易度

他の曲はこちらから。



コードボイシングについて

さっそく、イントロ4小節目や8小節目にある「F#m7」ですが、正確には「F#m7(11)」というテンションコードです。

バレーコードで押さえるタイプのものではなく、Tab譜通りのコードボイシングにすることで直前の「G#m7」からのコードチェンジをスムーズにしています。

この2つのコードはどちらも5弦が鳴ってしまわないようにミュートします。

ミュートするには指使いがポイントで、

6弦中指、4弦薬指、3弦小指、とし、中指の腹でミュートをかけます。

似たような押さえ方としては40小節目の「A#m7(♭5)」というコード。

先ほどと同じく6弦中指、4弦薬指、3弦小指、

そして人差し指で2弦を押さえるようにします。

その後、同じコードなのに形をかえて登場するのが35~36小節目「G#m7」「F#m7」。

これもまた5弦をミュートするようにしますので、6弦中指、4,3,2弦は薬指でまとめて押さえます。

難しければ5弦は6フレット(G#m7)、を追加し、人差し指のバレーコードにしてしまっても全く問題ありません。


その他

エンディングのギター2パートはオクターブ奏法によるもので、音程差がありますが弦移動はせず、Tab譜通りに横移動のスライドで繋ぐように弾くと雰囲気が出てきます。


音作りについて

フェンダー系のギターにオレンジアンプ系歪み、的なブリティッシュな印象ですので、

シングルコイル搭載ギターを用意し、オレンジアンプに直結、で十分音作りが可能です。

このアンプはスタジオやライブハウスに基本常設されていませんので、

マーシャルのクランチチャンネルで代用、もしくはクリーンアンプにBossのブルースドライバーあたりが良いでしょう。ザクザク系のオーバードライブがいいです。


もし記事コメント頂けましたら詳しくアドバイスしますのでお気軽に♫

今回の練習曲のスコアは以下のリンク先で購入出来ます。

嫌になる/バンドスコア(TAB譜)
嫌になる/ギタースコア(TAB譜)

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