Smoke on the Water/Deep Purple奏法解説。

標準

ギター教室の福原です。

以下で配信中の Deep Purple「Smoke on the Water」のギター奏法解説となります。

Smoke on the water/ギタースコア(TAB譜)

さまざまなバージョンがありますが、これはアルバム「MACHINE HEAD」に収録されているものの内容になりますので注意してください。

※オリジナルギタースコアの内容に沿っていますので、他社スコアに対応していません。セクションナンバーや小節数、表記の説明に差異が出る場合があります。

難易度

他の曲はこちらから。


この曲は全世代にわたってあまりにも有名な曲で、中学生の生徒さん世代でも一度は耳にしたことがある人がほとんどのようです。

リフ〜バッキングはシンプルですがギターソロの難易度が高めなので初心者にはおすすめしにくい楽曲です。


概要

4度リフやミュート奏法、パワーコードが習得でき、ギターソロはチョーキング、ペンタトニックリック、アーミングなど中級者にもやりごたえのある内容です。

最初のコード表記にはGmとされたり、楽曲キーもGmとされることが多いのですが、コードはG7、キーもGメジャーとしています。典型的なブルースロックナンバーなのでそうしていますが、本人があまりにもドリアンスケールと捉えたようなソロを弾いているのでGmキーと考えても良いかと思います。


バッキングパート

「A」セクションのバッキングはパワーコードフォームを押さえ込んでからピッキングします。ひとつひとつ音を押さえては弾く、というように追っかけながら弾きません。コード進行を確認すると、2つのコードしか使わないことに気付きます。FとGのパワーコードを交互に繰り返しています。

その上で「ブリッジミュート」を掛け、すべてダウンピッキング。譜面上ミュートを外すタイミングが細かく表記されていますが、すべてミュートしても構いません。アーティスト本人も単調になるのを避けつつランダムに弾いていますのである程度統一させてあります。

※)ブリッジミュート
弦が架かっているブリッジ付け根付近に右手側面を当てながらピッキングする奏法

「B」セクションからはパワーコードを「アルペジオ」の要領で弾きます。単音で弾かず、和音になるように音を重ねてフレーズを繋ぎますので、タブ番号だけでなく五線譜の表示にも目を向けてみてください。音が重なり合っていくように表記してあります。


ソロパート

ソロの始まりは5弦ルートポジションの「Gブルースペンタトニックスケール(マイナーペンタトニックスケール)」が使用されています。細かく表記された「1/4(クウォーター・チョーキング)」を無視せずしっかり入れることでよりブルージーになります。

また五線譜にも目を向けて、「スタッカート表記」も意識しましょう。音符に「・」が打ってあります。これは音を短く切るということで、チョーキング中にも行われる箇所があります。

スタッカートは左手の押弦を浮かせて止める方法もありますが、チョーキング中には出来ません。チョーキング中に音を切る際はチョークアップ直後にピックを当てて止めることで対処します。

チョークアップ記号について

ソロに入って4音目や、49小節目、61小節目等にある垂直に描かれたチョーキング記号はチョークアップしてからピッキングすることを意味しています。

チョークアップからリリースしたり、リリースせずそのまま1音上の音を弾いたりと使い分けられています。チョーキングは上げ切るまでの速度や戻す速度、または戻さないなど表現のしかたが幅広いものですので是非習得してください。

50小節目からの16分音符による速いパートは本人が弾くポジションより弾きやすく調整してあります。フレーズ途中でポジション移動、弦移動でピッキングにバラつきが出やすいですが、オルタネイトピッキングで弾き切るようにするとリズムが安定しやすくなります。途中一箇所のプリングオフは無視しても問題ありません。


サウンドメイクについて

ストラトキャスター等、シングルピックアップ搭載のギターがおすすめ。典型的なマーシャルサウンドですのでペダルで再現するならマーシャル系オーバードライブ。BOSSならOD-3などが良く歪んでいいでしょう!


もし記事コメント頂けましたら詳しくアドバイスしますのでお気軽に♫

今回の練習曲のスコアは以下のリンク先で購入出来ます。

Smoke on the water/ギタースコア(TAB譜)

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