エレクトリック・パブリック/ポルカドットスティングレイ奏法解説。

標準

ギター教室の千晃です。

以下で配信中のポルカドットスティングレイ「エレクトリック・パブリック(全知全能 ver.)」のギター奏法解説となります。

※オリジナルギタースコアの内容に沿っていますので、他社スコアに対応していません。セクションナンバーや小節数、表記の説明に差異が出る場合があります。

エレクトリック・パブリック(全知全能 ver.)/バンドスコア(TAB譜)
エレクトリック・パブリック (全知全能 ver.)/ギタースコア(TAB譜)

難易度

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イントロ〜

始めのリードフレーズについて。

いきなりチョーキングが連続しますが、まずは正確な音程を得ること。

この部分はTab譜通りに、チョーキングの直前に2発ブラッシングを入れ16ビートのフィーリングで弾きます。

テンポもそこそこ速く、8分音符と16分音符が混在していますので要領よくビートを弾き分ける必要があります。

これはバッキングに関しても同じことが言えます。


シングルノートカッティング

セクション「A」「B」のギターアレンジは、シングルノートカッティングであることを意識して、Tab通りにブラッシングを入れカッティングストロークでリズミカルに歯切れよく弾くことがポイント。

そして「C」セクションで登場する「let ring」の表記は「Arp.」と同義でアルペジオを意味します。

単音で弾かず、和音になるように音を重ねてフレーズを繋ぎます。

「G」セクションのバッキングは5弦をまたぐため、6弦はピックで、その他の弦を中、薬、小指でピッキングするとうまくいくでしょう。


ソロパートについて

速いパッセージが続きますので、追いつけないようならまず譜面通りのポジション、テクニック表記を見直しましょう。
もっとも効率良いフィンガリングでポジショニングされています。

また細かく「let ring」の表記がある通り、要所要所を和音で重なるような弾き方をすると雰囲気が近づきます。

103小節目のライトハンド奏法(タッピング)は正確に音を拾うと不規則で弾き辛いため、2拍目の6連符を4回繰り返してもOKです。


サウンドメイクについて

バッキングのクリーンサウンドはシングルコイル搭載のギターで、コンプレッサーを薄くかけ少しオーバードライブをかけクランチ気味にすると良いでしょう。

リードサウンドはパワーのあるシングルコイルP.U.のマーシャルサウンドのようです。

マーシャルアンプ直結で音作りが完結しますが、ペダルで作り込むならBossのST-2などマーシャル系の歪みで深めにゲインが取れるものがオススメです。


もし記事コメント頂けましたら詳しくアドバイスしますのでお気軽にどうぞ♫

今回の練習曲のスコアは以下のリンク先で購入出来ます。

エレクトリック・パブリック(全知全能 ver.)/バンドスコア(TAB譜)
エレクトリック・パブリック (全知全能 ver.)/ギタースコア(TAB譜)

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