自作!マルチエフェクターver2 。(サウンドサンプル付き)

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こんばんは!ギター教室の千晃です

去年作ったやつ

去年の夏は空間系マルチエフェクターを作っていたのですが、今年の夏はバージョンアップモデルを作りました。

サウンドサンプルを録ったので一番下で聴けます。
以前の記事はこちら→アナログマルチ製作レシピとか(空間系)


主な変更点はコーラス、ディレイ、リバーブが新回路、トレモロはブースターにも変身するスイッチを追加。トゥルーバイパスで悩みのタネになるポップノイズが軽減されサイズダウンもしました。とても薄くて軽量。ポップノイズとはオンオフ時に出るバチッという切替ノイズのこと。

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Mトレに掲載して頂きました♬

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どうもみなさんおはこんばんちは!

京都駅近くでボイストレーニング講師をやっております。

iwatamaボーカル教室の山本です(^^)

今回はMトレに掲載して頂いたので報告です。

https://music-training.net/voice/3463

雨/ペトロールズ奏法解説。

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ギター教室の千晃です。

以下で配信中のペトロールズ「雨」のギター奏法解説となります。

雨/ギタースコア(TAB譜)

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さまざまなバージョンがあるようですが、以下音源の内容に忠実なものになります。

※オリジナルギタースコアの内容に沿っていますので、他社スコアに対応していません。セクションナンバーや小節数、表記の説明に差異が出る場合があります。

他の曲はこちらから。


概要

省略コードを多用しますので少し難易度が高めです。「I」セクションや「L」セクションからのソロパートを除けば、転調があるものの全体的にシンプルなコード進行でベーシックなバッキングがほとんどです。
全弦半音下げチューニングで演奏します。


「E.G.1」パートの「A」セクションは4つのコードを使用します。常にコード名を意識して演奏しましょう。
「A♭/B♭」というコードはジャズ、フュージョンで多用される「B♭7sus4」と同じものです。6弦のルートを薬指で押さえ、4,3,2弦の順に小、中、人差し指で押さえるのが一般的です。

「Cm7」は正確にはテンション9thを含む「Cm7(9)」というコード。5弦のルートを中指で押さえます。

合間にある低音弦による単音フレーズはハンマリングを利用しながら演奏しますが、入りの2音目だけリズムが後ろ寄りでタメがありますのでタイミングに注意しましょう。

「E.G.3」パートのフレーズはトレモロ奏法として表記していますが、32分音符の連続したピッキングで演奏します。

「D」セクションからはm7コードの連結、いわるゆパッシングマイナーのようなアプローチで、半音ずつm7コードを移動させます。26小節目のようなボイシングのm7コードは6弦を中指で押さえ、薬指一本のセーハで4,3,2弦を押さえます。つまり6弦の単音フレーズは常に中指で押さえ、いつでもm7コードが鳴らせるようにしておくべきです。


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オンラインレッスン開始♪

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こんにちは!ギター教室の千晃です。

ホームページ上でまだ告知していませんが、先月より音楽理論限定のオンラインレッスンを始めています♪オリジナルの教材を画面共有しあって進めます。

(※クラシックの楽典ではなく、Jazz、ポップス音楽理論です。)

ご興味ある方はこちらのフォームから「ギター教室」を選択の上、お問い合わせくださいませ♪

●問い合わせフォーム


オンラインのギターレッスンも流行ってますが今の所やる予定はありません。フィジカルはマンツーマンに限る!

むしろ音楽理論はオンラインの方が便利で、レッスン中はお互い同じ資料を画面共有でき、こちらで用意したソフト上で音の確認、録画機能であとから復習ができます。

ギターに限らず音楽全般、アドリブ、作曲などに役立ち、目安として約25回で全修了になります。

基礎知識から順にステップアップしていきますので、欲しい知識が得られたら終了でOKです♪ただし科目の特性上、学びたい項目だけに絞ったレッスンはおすすめしていませんので、必ず基礎知識からスタートしていただきます。

宿題やワークもメールや画像データで受け取りオンライン上でチェック、たっぷり用意しております。

詳細はこちらのフォームから「ギター教室」を選択の上、お問い合わせくださいませ♪

●問い合わせフォーム


[音楽理論Contents]

  • 基礎的知識
  • 反復記号
  • インターバル
  • トライアド
  • 音階と調性について
  • 関係調と移調及び転調
  • ダイアトニック・コードとは
  • コードの機能
  • ドミナントモーション
  • ツーファイブ
  • ケーデンス
  • モジュレーション
  • セカンダリー・ドミナント
  • パッシング・ディミニッシュ
  • テンションとコードスケールetc…

日本ボイスアドバイザー連盟から優秀なボイスアドバイザーと認定していただいて。京都 ボイストレーニング ボーカル教室

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みなさんこんにちは。

京都でボイストレーニング講師をしております。

iwatamaボーカル教室の山本です(^^)

日本ボイスアドバイザー連盟ボイスケアサロンの會田先生の喉ニュースに載せて頂きました。

良声 ハンサム 頭脳明晰 とまで言って頂きました。

喉ニュースhttps://aidavoice.exblog.jp/28725348/

私がここまでのレッスンに至る流れを書きましたので良かったらご覧ください。

恋をしよう/Hump Back奏法解説。

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ギター教室の千晃です。

以下で配信中のHump Back「恋をしよう」のギター奏法解説となります。

※以下のオリジナルギタースコアの内容に沿っていますので、他社スコアに対応していません。セクションナンバーや小節数、表記の説明に差異が出る場合があります。

恋をしよう/バンドスコア(TAB譜)
恋をしよう/ギタースコア(TAB譜)

また当楽曲は歌詞コード付きのベーススコアとドラムスコアも作りましたのでよかったらどうぞ♪
恋をしよう/ベーススコア(TAB譜)
恋をしよう/ドラムスコア【歌詞&コード付】

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難易度

他の曲はこちらから。


コードやボイシングについて

メインのバッキングパート(E. Guitar 1)は開放弦を含んだオープンコードを多用します。

基本的なコードが多く登場しますので初心者にも弾きやすいと思います。

ただし「B」コード、「F」コードといったバレーコードも少しだけ出てきますので注意してください。


Bセクションには「G」コードブラッシングミュートがありますが、
音を聴く限りバレーコードではなくオープンコードで行なっているようです。

その他53小節目「Em」のように、少し変わったボイシングになっていますので要注意です。


リードギターパートについて

「E. Guitar 2」がリードギターパートです。
イントロはオクターブ奏法スライドで音をつなぐように弾きます。

間奏のギターソロはチョーキングが多用されていますので、正しく音程を取るようにしましょう。

またハンマリング、スライド、ビブラードなど、細かめに奏法指定していますので、原曲通りに弾くヒントになっています。

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月まで/Hump Back奏法解説。

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ギター教室の千晃です。

以下で配信中のHump Back「月まで」のギター奏法解説となります。

※オリジナルギタースコアの内容に沿っていますので、他社スコアに対応していません。セクションナンバーや小節数、表記の説明に差異が出る場合があります。

月まで/バンドスコア(TAB譜)
月まで/ギタースコア(TAB譜)

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他の曲はこちらから。



コードボイシングについて

この曲のメインのバッキング(E. Guitar 1)は3フレットにカポを取り付けて演奏します。

スコア上はなるべく簡略したコード表記にしていますが、「G」や「C△7」、17小節目「Dadd9」など、実はよく聴くと開放弦を多く使用した独自なコードになっています。

結果的に押さえ方がシンプルになっており、バレーコードも登場しませんので初心者にも弾きこなしやすくなっています。

曲の構成はイントロなし「A」「B」「A」「B」「サビ」「エンディング」という捉え方をするとシンプルで覚えやすくなります。


エンディングのギターソロについて

オクターブ奏法トレモロ奏法の組み合わせによるシンプルなフレーズです。

トレモロ奏法とはトレモロピッキングとも呼ばれますが、手首に力を入れ過ぎないように上下ピッキングを高速で繰り返すことです。

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あいみょん「マリーゴールド」奏法解説。

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ギター教室の千晃です。

この記事は以下で配信中のあいみょん「マリーゴールド」のギター奏法解説となります。

※以下のオリジナルギタースコアの内容に沿っていますので、他社スコアに対応していません。セクションナンバーや小節数、表記の説明に差異が出る場合があります。

マリーゴールド/ギタースコア(TAB譜)

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他の曲はこちらから。



このギタースコアは、アコースティックギターとエレキギターの両パートが収録されています。
CD音源に収録されている通りの完コピギタースコアです。


概要

この曲はギター弾き語りによる原曲から、バンドアンサンブルへアレンジによって膨らまされたような印象です。
なのでA.Gutar パートはそのままアコギ弾き語り用スコアとして使用できます。

イントロのフェードインしてくる音色はエレピか何かのリバースサウンドで曲中にもたくさん使用されています。
擬似ストリングスのようなPadサウンドで和音の厚みを補っているようです。


バッキングパートについて

アコギによる弾き語り的なコード伴奏に、エレキギターでバッキングの厚みを増しつつ、オブリアルペジオを使って広がりを与える楽曲アレンジになっています。

曲のキーは「D」ですが、2フレットにカポすることでキー「C」の要領で弾けます。全体的に基本的なコードが多いので初心者の方はぜひ習得しておきましょう。


エレキギターパートについて

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[京都 ボイトレ]ボイスアドバイザーに認定して頂きました。iwatamaボーカル教室

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みなさんおはこんばんちわ!

京都でボイストレーニング講師をしております。

iwatamaボーカル教室の山本です(^^)

先日、日本ボイスアドバイザー協会からボイスアドバイザーを名乗っても良いと認定していただきました。

本を出版されるような有名なボイストレーナーもこの資格を持っておられる方が多くやっとその仲間いりができたのではと思います。

これからも頑張りますのでよろしくお願いします!

 

 

アナログマルチ製作レシピとか(空間系)

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こんにちは!ギター教室の千晃です。

こんなん作りました。

一言でいうとリバーブボックスです♪

空間系エフェクター各種の回路図を元にクローンを作って1台に収めたようなシンプルなものです。

近年小型のアナログマルチエフェクターがいくつかリリースされていて、空間系だけのモデルはまだないようなので作ってみました。

まぁまず誰もマネしないと思いますが、ざっくりとレシピを公開しておきますね♪


仕様と機能設計

外観設計図

  • 空間系エフェクト4種。(コーラス、ディレイ、リバーブ、トレモロ)
  • バッファon-offスイッチ
  • ALLバイパススイッチ(バッファ以外の)
  • Chainスイッチ(ディレイ⇄リバーブの接続順を入れ替える)
  • 基板はコネクタで脱着式。

小さい筐体に基板が大きい空間エフェクターをどうやって収めるか、が課題です。

デジタルマルチエフェクターはそれはそれで便利ではありますがアナログにこだわってます。


外観設計

アルミケース加工専門の工場から取り寄せたスイッチャー型ケースです。
縦70mm、横330mm、高さ37mm、傾斜付き

このサイズを元に設計図を書きました。

実寸大の画像イメージを並べて確認しています。

 

 空間系のアナログエフェクターは特に部品点数が多いものばかりなので、普通に作ると収まらない。

各サーキットのレイアウトを書き直して縮小するのが前提です。場合によっては基板を2つに切り離したりもします。

 


それで選定した組み合わせが、

・バッファ→klon Buffer
・コーラス→BOSS/CE-2
・ディレイ→Mad Professer/DEEP BLUE DELAY
・リバーブ→Wamplar/faux spring reverb
・トレモロ→4ms/tremulus lune

最前段にバッファーをかますので、これらは全てスルーバイパス仕様で製作します。

バッファー回路は何種類も試作したのですが中々納得いくのがなくて、
とりあえずKLON CENTAURに使用されているものを採用します。


リバーブとコーラスは小さく作れるようなのがほとんどなくて困る。

この「faux spring reverb」というモデルは基板と別でこんなモジュールを使用します。下の四角いやつ。

でっかくて場所を取るけどその代わり少ない部品で作れます。

 


改造、モディファイなど

それぞれ追加機能を増設しています。

・ディレイにLevel調整追加

・トレモロはSYMとGAIN追加。

・コーラスにはエフェクトLevel、deepスイッチ、vibratoスイッチを増設。

リバーブはそのまま。


ケースの加工と塗装とラベル貼り

 

設計図を等倍で紙にプリントして台紙にし、電動ドライバーで穴空け。

ポットはすべてミニチュアサイズです。

余白がほとんどないのでズレたら大変。正確に穴あけします。

塗装は楽しいです。クリアコートを吹いては磨いて。

白文字デカールを作るのは何気に困難。

下の赤いやつは同時に作っていた別バージョン。次回の記事で紹介するかもです。

 


配線や信号のルーティング

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スイッチ4個は3PDTを使った各エフェクターのon-offスイッチ。一番右のは4PDTを使ったALLバイパススイッチ。

バッファを除く全エフェクトをスルーしてアウトプットへ出力されます。※後で気がつきましたがALLバイパスも3PDTで実現できますね。

複数エフェクトを同時オンしたい時、またはオフしたい時に便利なので必須です。

それとチェインスイッチについて、

エフェクターの接続順はある程度決まりがあって、ディレイとリバーブはどちらが前でも後ろでもまぁOK。

なのでその2つをワンタッチで入れ替えられるように、3PDTスイッチを使って配線を考えてみました。

個々のサーキットをコネクタを使って脱着出来るようにしていて、メンテナンスしやすくなっています。

基板をまるごと入れ替えることもできます。


電源について

電池駆動はさせず、というかスペース的に無理、アダプターでのみ供給します。消費電流も測ってみました。

最大でも123mAくらい。

これだとBOSSのPSA-100でもいけるし、他のエフェクトやチューナーにも供給出来そうです。僕は1spot使ってます。


ケースの配線が終わって、各エフェクトのサーキットをコネクタに差し込めば完成!

これは途中写真に写っていた赤いver.のと2台連結して使うことを想定しています。

完成したら何か弾いた動画を用意しようと考えているところ。

ライブでもセッティングが楽になるし。楽しみですねー♫

ではこの辺で!


追記:バージョンアップモデル作成しました→「自作!マルチエフェクターver2。」