スタジオラック製作。

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こんばんは!千晃です。

自宅の製作デスクが散らかり放題だったので(特に電源周り)ホームセンターにある素材を集めて19インチラックを作ってみました。

実は最近引っ越したばかりでして、家具を色々作っているついでなんです。

Beforeは見せられませんが快適になりました☆


zairyo

材料

材料

  • 180cmの木材1枚(上下とサイド板、計4枚にカット)
  • ラックレール
  • キャスター
  • レール取り付け用ビス(M5)
  • オイルステイン
  • ニス

試算によるとトータル予算5000円程度にしないと製品を買った方が安く、予算オーバーすると手作りの愛着だけが拠り所になるのだ。(いや買った方が全てにおいて早いが・・)

ラックレールが高いのがネックで、買うとそれだけで3〜4000円もします。

すごい、レールだけで圧迫してしまうわ。

よくあるスチールラックの柱を利用しようと考えましたが、、長さがちょっとオーバーしているのに後で気付いて後日返品しました。。


再びホームセンター散策。 続きを読む

トレモロエフェクター製作。

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こんにちは!ギター教室の千晃です。

前にこんなこと書いたんですが、バンドでトレモロを使いたい曲がいくつか出てきたので久々にDIYしました☆

普通お店に行って欲しいもの買えば早いのですが、作るのが好きなんだからしょうがない。


僕の中で自作する際の決めごとや心得は2つあります。

1.電池収納可能な範囲でできる限り小型化。
2.不具合のないように仕上げる。


エフェクター類はできるだけ電池駆動で使いたいです。

電圧の違う海外でも安心して使えるし、電源ノイズにも強いし、ライブ時のセッティング時間短縮にもなる訳ですね。とにかくセッティングはボーカルの次に素早く!

アダプタで電源を取る場合、まずコンセントを探し、そしてそこへアダプタを刺しに行くのも嫌なのだ。


また、モノが小さければ荷物が軽くなって楽です。

僕はエフェクター2〜3個あれば十分なんですが、サイズが半分になればその倍の量バッグに入るいうことです。4〜6個もいらんけどもやな。

あとはガリノイズとか、音が出なくなるとか、

ライブの使用に耐えれなかったら没。なので出来るだけ丁寧に作ります。


〜ではここから駆け足で〜 続きを読む

Stevie Ray Vaughan に挑戦!「Scuttle Buttin’」

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こんばんは!千晃です。「弾いてみたのコーナー♪」更新しました。

今回はギターキッズならきっとお馴染みの、Stevie Ray Vaughan「Scuttle buttin’」の完コピに挑戦しました。
聴きかじったことはあるものの、フルでコピったのは初めて。
いやー、思った以上に苦戦しました。

この曲もいろんなバージョンがあって、完コピを目指した原曲はこれです。

この方、エリックジョンソンと同じくテキサス出身のギタリストです。
もはや説明不要、ブルースギタリスト、かつ超テクニシャンであります。これ以上書いたら恥ずかしくなります。同じ人間とは思えんなぁ。


音作りについて

Route 66
Route 66

Peaveyのコンボアンプのクリーンch.でTS系のオーバードライブを使ってマイキングしました。
昔から愛用してるVisual Soundの「Route 66」です。個人的にはこれのコンプが好きでメイン機材になってます。
のちにヒット商品になったのかモデルチェンジ、バージョンアップを繰り返してV3くらいまで進化してます。これは最初期のもの。このギターではフロントハーフトーンがいい感じになりました。




ポイント

イントロから何度も繰り返されるペンタリフの1音目は原曲聴く限りチョーキングなんですがスライドでやりました。本人もライブではその都度弾き方が違うようで、チョーキングにするとさらに難易度上がります。

ブルースペンタはよりブルージーに、派手目にビブラート、m.3rdではクォーターチョーキングをかますのがコツです。

あと、テンポが速過ぎてストロークの刻みを16分に統一できないのです。よってグルーブしにくい。僕もフェンダーストラトが欲しくなりますね。

次は何しよかなー。

Eric Johnson「Zap」に挑戦!

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こんにちは!ギター教室の千晃です。

今回はエレキです。80年代を代表するスーパーギタリスト Eric Johnson の完コピに挑戦しました。
選曲がちょっとマニアック過ぎたか・・

楽譜はこちらで販売中。Zap(Eric Johnson)/ギタースコア(TAB譜)
エリックジョンソンといえば「Manhattan」の方が有名かも。Youtubeの著作権問題がややこしいですのでざっとオケも作りました。

80年代の速弾き系の凄い人たちは他にもいっぱいいるのですが、この人はブルースフィーリングが程よくあって好きです。


ブルースペンタのポジション取りが独自すぎてイントロしょっぱなから慣れない運指に苦労しました。

そしてハイトーンで1音半と2音チョーキングが頻出していて握力を削がれます。3回程通しで弾いたら僕はヘロヘロになります。

ライブ動画を拝見すると全部アドリブでこなしてしまうから恐ろしいですね。時折タッチハーモニクスをしているのも見られます。非常にテクニシャン。

いくつかあるバージョンのうち本人のPVで使われているものを再現。手がデカイねー。

スピードもさることながら、イントロ入りと直後の3度スライドアプローチがきつかった!

そして、グルーブ感の再現がし難く、ほんの少しジャズのノリからくるようなタイム感で8分音符を弾いてるようです。8分音符に訛りがあるというか。
これは出そうとしてもなかなか、その筋の人じゃないと出せない部分。
正確無比なメタルギタリストにはない、エリックならではのスタイルですね。

テクニカル面においてはイントロが一番難しかったです!

次何しようかなー。


弾いてみたのコーナー♪>>

Anji – Paul Simon 弾いてみた。

動画

こんばんは!ギター教室の千晃です。「弾いてみたのコーナー♪」更新しました!

最近YouTubeチャンネルを作ったので、早速弾いてみた動画をアップロードしました。

楽譜はこちらで購入できます。Anji(アンジー)/ギタースコア(TAB譜)

曲はサイモン&ガーファンクルのアルバム「サウンド・オブ・サイレンス」に収録されているギターインスト曲アンジー。チューニングは445kHzで。

 

この曲はリズムキープが難しく、ポールサイモン本人はサムピックを使って6弦はほぼ常にミュートしながら弾いてます。

僕はクラシックギターフォームで弾いたばかりにミュートがかけれず、低音弦が大きく鳴ってしまいメロディが浮き立ってこないという問題がありました。

親指の爪を短くして弱いピッキングも心がけたのですが、そんなことしなくてもカントリースタイルのフォームに変えた方がはるかに簡単ですね。

これならミュートがかけれてサムピックで強く弾いても大丈夫。

1:40〜あたりの謎の変拍子?は簡略しました。

次回はエレキで何か撮ってみます♪

ギター調整とレビュー。ジャパンビンテージ⑤〜サウンドチェック〜

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こんばんは!ギター教室の千晃です。

今回初めて演奏ムービーを撮りました!ここまで書いたら弾かない訳にはいかないんだな。ついでにYouTubeチャンネル作りました!今後何か思いついたら更新するかもです☆


さて、実際の作業時間は1日半ほどでした。長いのか短いのか。

こういう作業はぼちぼちやるのが結果的にきれいに仕上げるコツですね。丁寧に心がけても詰めが甘くなりがちなんです。早くきれいに仕上げるのはプロの仕事だ。僕は一度作業始めたら止まらない方です。

ところで実はこのギター、FST〜何番なのかグレードがはっきりわかっていません。中古で購入したものなのですがお店側もはっきりわかっていないケースがあります。グレコのビンテージなんかも中々難しいんだな。

前のオーナーがいじってることもあるし、メーカーの微妙な仕様変更もあるしね。おそらくFST-85なんですが。 続きを読む

ギター調整とレビュー。ジャパンビンテージ④〜配線交換〜

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こんばんは!ギター教室の千晃です。シリーズ化してしまいましたが作業はとっくに終わっています。では引き続き、改造は自己責任で参考までにどうぞ☆

というか「改造は自己責任で〜」というのはあまりに無責任な気もしてきました。

ギターの改造とはいえ教える身である立場からすれば、この辺りのことは全てリペアショップに任せるべきだと忠告しておきます!僕が初めてギターを解体したのも14歳の頃、そのときに散々指も切ったし火傷もしてる(笑)


配線交換

すべての配線材をヴィンテージワイヤーに交換していきます。
線材は太さ、撚線か単線かなど、膨大な選択肢があるので悩みましたがこれに決めた。

Western Electric 20AWG

ワイヤー

「1960’s Western Electric 20AWG ブラック・エナメル(単線)」

単線は折り曲げしすぎるとポキッて折れるので扱いづらいんですが、だれかの実践動画をみていて好きな感じの音の傾向がみてとれたのです。

配線材如きで音に変化はあるのかと、長らく懐疑的だったんですがその昔「撚り線vs単線」の試聴実験をしたことがあります。

単線の方が音の輪郭というかなんというか、解像度のようなものがはっきりした経験があるんですね。

これは線材のメーカーも違えば太さや長さ、いろんな状況が考えられるので適当に聞き流してください。

果たして結果やいかに。。 続きを読む

ギター調整とレビュー。ジャパンビンテージ③ネックの掃除〜シールド加工

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こんばんは!ギター教室の千晃です。前回に引き続き作業しています。改造は自己責任で参考までにどうぞ☆


さて、いつも思うんですが僕は指板の掃除が結構しんどいです。

このオレンジオイルはずいぶん前に買ったんですが全然減っていません。というのもこれはただの油。ほとんど保湿効果しかないはずです。

しかも酸性。ラッカー塗装には使えないし、フレットにもよくない。ギターにとってあまりいいことないんじゃないの?と思ってからほどんど使用せず。ただめっちゃ良い匂いなん。。

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ギター調整とレビュー。ジャパンビンテージ②

標準

こんにちは!ギター教室の千晃です! そろそろ僕のギターバカっぷりがバレる頃なんですが、
前回チラっと登場したFERNANDES FSTをリプレイスしました。
※改造は自己責任で、参考までにどうぞ。

Fernandes FST

FERNANDES – FST

写真はBeforeです。

改良点は簡単にいうとピックアップは純正のまま、アッセンブリの総入れ替えです!

  • P.U.セレクター3way→5wayに変更。
  • トーンコントロールをフロントセンター共用、リア独立型仕様に。(通常、ストラトのリアP.U.はトーンが効かないのだ)
  • ノイズ対策にキャビティ内シールド処理。
  • ボリュームポットを前から気になってたスムーステーパーボリュームに。
  • 配線材をすべてヴィンテージワイヤーに交換。
  • ポット類をすべてCTS製に交換。
  • アウトプットジャックをSwichCraftに交換。

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ギター調整とレビュー。ジャパンビンテージ①

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こんにちは!ギター教室の千晃です!

先日、バンドメンバーからちょっと珍しいギターを譲ってもらったのでレビューを。
YAMAHAのSTH1000Rというモデルです。いかにもHR/HMなギター。

見た目からして80年代やなと思って、調べたら84’製。なんと自分より年上です。全身真っ赤なギターやで!

front

YAMAHA – STH1000R

30年以上も前に生まれ、いろんなギタリストを渡り歩き、中々ロマンありますねぇ。。
あら?にしても使用感がない。

これはいわゆるジャパンビンテージと言われる部類になるかな?
実はこういうのが結構好きでして、教室に置いてるこいつなんかは約40年前のモデルです。

FERNANDES – FST

で、弦替えついでにネック状態をチェックしたのですが、かなりの逆反り具合で。。
30年も経っていれば、そりゃネックも紆余曲折ありますね。

とりあえずギリギリ許容範囲までは直りました。

それにしてもフレットが全然減ってない、使い込みは感じませんねぇ。

パーツはロック式ユニットからペグからなにまで全てオリジナルのYAMAHA製。このユニット微妙に使い方がわからんので弄りながら確認。
ロックナットはヘッド側で固定するみたい。ちゃんとナットもあるタイプ。
微妙にヘッド寄りに落ちてるから、ロックしたら弦のテンションが変わってしまうやん!?

ブリッジ側はボールエンドをカットしなくとも弦交換できるみたいです。

そして最後まで気がつかなかったのがトーンポットのプッシュスイッチ。
これはハムのコイルタップやね。後でサウンドチェック。

アームバーはなかったのでとりあえず代用をぶっ刺してます。

で、トラスロッドが限界ということがわかったので後日イーストビレッジギターズへ持って行きアドバイスを頂きました。

ようやくサウンドチェックしたのですが、やけにボディが鳴る。調べたら1ピースアルダーらしいです。ベタ塗りメタリックレッドなのでまさかだった!

コイルタップのシングル時が案外いい音するんです。IBANEZっぽい。ちょっと好みじゃないんやけど、さすがその辺もHR/HM仕様。
ハムも太すぎず、クリアというか全体的にドンシャリ系。すごい使い勝手がよくて。

ネックさえ解決できたら結構使えそうやなぁと、ちょっと残念。

今日からしばらくチューニング上げ&放置で寝かしてみます。ネック起きてー!